7月4日(火)の午前中、3・4年生がとっとり花回廊に出かけて、ササユリについて学びました。

 今回、子どもたちのササユリについての質問に答えてくださったのは、園芸部の鷹見敏彦さんと野口幹也さんです。野口さんは山菜採り遠足のときにもお世話になりました。
 ササユリは6月中旬で花が終わってしまったそうで、代わりにヤマユリとウケウリを準備していただいたので、花の構造など、ユリの秘密がたくさんわかりました。
 説明を聞きながら、丁寧にスケッチもしていました。大変上手だったので、「牧野富太郎みたいだな!」と感心しておられました。
 一昨年、昨年とササユリの植え付け体験をした場所に行きました。常緑樹や草などで日当たりが悪くなるとうまく育たないそうで、管理が大変だと言うことでした。
 昨年の11月に植えた球根は、まだ葉が1,2枚ぐらいでとっても小さくてびっくりしました。花が咲くまでには植え付けから3〜4年かかるそうです。

 ユリは日本原産の植物ですが、人里近くで育つそうで、荒れることが多くなった最近の里山では育ちにくくなっているそうです。とっとり花回廊では、たくさんの方の努力で貴重な植物を守っておられることがわかりました。