3月29日(水)、春休みになり、暖かな日が続きます。児童の活動が始まるまで、冬休みに引き続いて学校の歴史を連載したいと思います。

「会見町史 続編」から現校舎完成の記事を抜粋したいと思います。
『新しい校舎は、旧校舎の裏に一部土地を購入拡張して建設され、総事業費は9300万円、新校舎の構造は、木材の需要をはかり、地域に調和した建物にしようと、柱はすべてヒノキを使った木造瓦ぶき一部二階建である。延べ面積は646㎡、旧校舎の約2倍の規模となった。』
(中略)
『鶴田・池野地区の人たちにとって「自分たちの学校」という意識の強い学校である。それだけにこの日は竣工式にも児童がいるいないにかかわらず地域の人達皆んなが出席し、新校舎の完成を祝い、喜びを共にされたのである。』
 また、「学校日誌」を見ると、校舎新築に伴い、机、椅子、ロッカー、教材など総額150万の備品費、消耗品費が執行されたことも記されていました。