ソバの実がつきはじめました 〜ソバ栽培日誌④〜
9月8日(木)にソバ畑に上がってきました。台風11号の接近で強風が吹き荒れていましたので、ソバの心配をしていました。しかし、何事もなかったかのように元気でした。
お盆の頃に咲き始めた花ですが、今が満開といったところでしょうか。白い花が一面に咲き、ハナアブなどの虫がブーンと羽音を立てながら飛び回っています。イネは開花の時期が短く、長くても1週間程度です。それにくらべるとソバの開花期間はずいぶん長いです。虫媒花であるため、長い期間をかけて受粉をする必要があるようです。また、今回のような大風や大雨の影響も受けにくくなります。ソバが気候変化に強いと言われるのは、開花期間が長いことも一因となっているようです。 早く受粉をした花はすでに実をつけています。まだ熟していないので白い色をしています。これから更に受粉が進んで、たくさんソバの実をつけてほしいと願っています。 ソバ畑の周りのカキ畑では、カキが大きくなって、少しずつ色づいています。今年度はHIT(ハッピー・アイデアタイム)で、地域の方からカキを分けていただき、干し柿づくりをしようという計画もあります。これも楽しみです。