11月16日(水)の午後、校内授業研究会を開催しました。指導講師として、南部町教育委員会の加藤 研 指導主事にご来校いただきました。

 5・6年担任の森田教諭が、6年の算数「比例と反比例」の授業を公開しました。本校は4月から協同学習の理念にもとづく授業に取り組んでおり、今回が最後の授業研究会となりました。
 本校は極少人数のため、一人ひとりに丁寧な学習指導が可能な反面、教師主導の授業に陥りやすい傾向があります。
 この日の授業は、事前に「学びの地図」(単元シラバス)で単元の学習の見通しを示し、授業の冒頭で問題やめあての提示、学習の流れを説明した後、児童は個人学び、グループ学びへの進んでいきます。 児童の活動がすべてスムーズにいくわけではなく、教師はアドバイスしたくなりますが、そこは我慢…!子どもたちのか関わり合いの中で解決するように促します。

「わからないことがあるとすぐに「先生!、先生!」と言っていた児童が、最近言わなくなってきたんですよ。」
 とある日の職員室の会話です。ゆっくりではありますが、各教室での児童の変化から、研究実践の成果を感じることができます。